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J-GLOBAL ID:200902230162974219   整理番号:09A0635634

qPCRで測定したハウスダスト中の微生物量

Microbial content of house dust samples determined with qPCR
著者 (7件):
資料名:
巻: 407  号: 16  ページ: 4673-4680  発行年: 2009年08月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,2種類のハウスダスト試料を分析して,qPCRによって微生物含有率及び季節と家庭環境によるその変化に関する情報を得るために計画した。併せて,2種類の試料の間の相関,及びパラレル・サブサンプルの再現性も研究した。真空掃除機で吸い取ったじゅうたんダストと通常の真空掃除機バッグダストの2種類のハウスダスト試料を,5軒の通常の家庭で四つの異なる季節に採取した(N=20+20)。すべてのダスト試料から,5コのパラレル・サブサンプルを取り,17の微生物種または微生物試験グループについてqPCR分析にかけた。最も高い菌濃度が認められたのは,Penicillium/Aspergillus/Paecilomyces variotiiのグループ,及びAspergillus penicillioides,Aureobasidium pullulans,Cladosporium cladosporioides及びCladosporium herbarum種であった。これらの種/グループは,ほとんどすべての試料に存在した。検査した大部分の微生物種またはグループについて,2種類のハウスダスト試料での結果は同じようなものであったが,濃度は全般的にじゅうたんダストの方が真空掃除機バッグダストより僅かに高かった。微生物濃度は季節により大きく変動し,従って家庭内での試料間の類似性は低かった。濃度は,異なる家庭環境の間でも大きく異なった。パラレル・サブサンプルの再現性は,分析した種または試験グループの大部分について,良好または中程度であった。しかし,これらの方法の中で変動の原因となる因子を完全に理解するには,さらに研究が必要である。それにしても,微生物発生源が分からない家庭の間での微生物濃度の実際の差異を知るには,比較するダスト試料はすべて同一の季節に採取すべきである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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空気調和一般  ,  微生物の生態 
タイトルに関連する用語 (3件):
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