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J-GLOBAL ID:200902230182537486   整理番号:08A0392923

アミド連鎖経由の長連鎖アルキル基に基づく可溶性ポリイミド

Soluble Polyimides Based on Long-chain Alkyl Groups via Amide Linkages
著者 (4件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 354-366 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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側鎖に長連鎖アルキル基を有している,N-アルキル-3,5-ジアミノベンズアミド(ADBA-X,XはC9~14のアルキル鎖)とN-(3,5-ジアミノフェニル)-3,4,5-トリス(アルコキシ)ベンズアミド(DPABA-X,X=6,12)などの芳香族ジアミン単量体を用いる,新系列の可溶性ポリイミドの合成とキャラクタリゼーションを記述した。3,3′,4,4′-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(BTDA),およびADBA-9~14から得られたポリイミドは,不溶性であった,しかしながら,BTDAに基づくコポリイミド,ADBA-9~14,および4,4′-ジアミノジフェニルエーテル(DDE)は可溶性であった。これらのコポリイミドの溶解度は,共重合に基づくランダム化効果と同様に,長連鎖の線状アルキル基のエントロピー効果によって向上される。ADBAによる溶解度の増加の効果は,アルコキシジアミノベンゼン(AODB,エーテル結合)や,アルキルジアミノベンゾフェノン(ADBP,ベンゾイル連鎖)およびジアミノ安息香酸アルキルエステル(DBAE,エステル結合)などの著者らの研究室から報告された様々な連鎖群経由で長連鎖アルキル基を有する一連の官能的なジアミンと比較された,官能的なジアミンの効果はAODB(エーテル結合)>ADBP(ベンゾイル結合)>ADBA(アミド結合)>DBAE(エステル結合)として増加すると結論づけられる。BTDA,DPABA-6あるいはDPABA-12,およびDDEに基づき,DPABAを50mol%以上を含有するポリイミドとコポリイミドは可溶性であった。溶解度の増加のためのDPABAの効果がADBAより大きかったのを示した。DPABA中の3長鎖アルキル基がポリイミドの溶解度を増加させると推測される。上記ポリイミドおよびコポリイミドは,様々な極性溶媒中で可溶性であり,良い耐熱性を示した。(翻訳著者抄録)
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