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J-GLOBAL ID：200902230226594253   整理番号：09A0527038

歴史都市における人為的災害からの防御による安全の構築 構造方程式モデリングによる災害発生後の歴史的景観復興に対する支払意思額の意識構造分析

著者 (2件)： 村中亮夫 (立命館大 文) ,  中谷友樹 (立命館大 文)
資料名： 歴史都市における人為的災害からの防御による安全の構築 平成18-20年度 No.18201032  (科学研究費補助金(基盤研究A)研究成果報告書)
ページ： 92-97  発行年： 2009年 
JST資料番号： N20091191  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 京都を事例として,災害後における歴史的景観復興への支払意思額(WTP)に関する利害関係者の意識的側面を分析した。また公募モニタを対象にインターネット調査を行つて,被災後における歴史的景観の復興に対するWTPを問い,歴史的景観の価値,機能と喪失リスクおよび対象物との距離を変数とする構造方程式モデル(SEM)分析を行った。この分析の主な結果は以下の通り。1)歴史的景観の「文化と歴史」機能に対する高い評価は,高いWTPの表明と強い相関関係を持つ。2)WTPに与える所得の効果は,直接効果と共に文化歴史に対する知識量の多さによる間接効果も含まれるため,SEMによる判定が有効である。3)距離減衰よりも帰属意識の方が高いWTPの表明に強い影響を与える。

シソーラス用語： *歴史地区 ,  *保全 ,  *住民意識 ,  京都府 ,  事例研究
準シソーラス用語： *景観保全 ,  構造方程式モデル ,  支払意志額

分類 (3件)： 景観  (RD04010N) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (11件)： 歴史 ,  都市 ,  災害 ,  防御 ,  構築 ,  構造方程式モデリング ,  歴史的景観 ,  復興 ,  支払意思額 ,  意識 ,  構造分析