抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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火災における燃焼速度は固体の燃焼で示した質量燃焼速度,質量減少速度で表される。タンク火災などの液面燃焼の燃焼速度は液面降下速度で表される。爆発とは,発熱などによる気体の体積が急激に膨張し,その急激な圧力上昇により破壊が発生し,同時に大きな爆音や発光を伴う現象をいう。爆発では一般に燃焼を伴うが,相変化や急激な体積膨張などの非燃焼の物理現象でも発生する。ここで,発熱や化学反応を伴わないガスの発生や膨張,ガスの流入などによる圧力上昇による破壊を破裂という。反応器では,発熱を伴う重合反応,ニトロ化反応,有機過酸化物や不安定物質の分解反応などによる暴走反応で装置の内圧が上昇し,破裂や爆発,さらには漏えいや吹き出しによって発火し,装置外で火災に至ることがある。爆発の種類には,ガス爆発,粉じん爆発,凝縮相の爆発,分解爆発,蒸気爆発,BLEVE(ブレビー),蒸気雲爆発などがある。