抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分子認識ゲル(Analig Cr-02)を用いてクロム(VI)を前濃縮し,ICP-AESで測定することで,硝酸クロム(III)中の不純物としてのクロム(VI)を定量した。このCr-02を用いるとクロム(VI)の濃縮限界濃度は,およそ0.05,μg/Lであった。このゲルを用いてクロム(VI)を分離濃縮し,4Mの塩酸でクロム(VI)を溶出してからICP-AESで測定することでクロム(III)試薬中のクロム(VI)を定量した。その結果,クロム(VI)に対してクロム(III)が5万倍まで共存していても回収率に影響せず,市販の硝酸クロム試薬中には,クロム(VI)が0.3~59mg/kg含まれていることが分かった。(著者抄録)