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J-GLOBAL ID：200902230530920760   整理番号：09A0910887

農林業が生み出すバイオエタノール オイルパーム伐採古木トランク(幹)からのエタノール生産技術

著者 (1件)： 森隆 (国際農林水産業研究セ)
資料名： 農林水産技術研究ジャーナル  (研究ジャーナル)
巻： 32  号： 9  ページ： 21-24  発行年： 2009年09月01日 
JST資料番号： Y0218A  ISSN： 0387-9240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オイルパームは生産性を維持するために,約25年ごとに伐採・更新され,その際大量のトランク(幹)が排出される。われわれは,オイルパーム伐採古木中にグルコースなどの糖を含む樹液が大量に存在し,熟成によりサトウキビに匹敵する高濃度に達することを見出した。この知見に基づき搾汁システムの開発など,オイルパーム伐採古木からのエタノール生産技術開発を行っている。本技術は,マレーシア及びインドネシアにおいて大量の廃棄物として排出されるオイルパーム伐採古木から年間数百万kL規模のエタノール生産を可能にするものであり,日本にとってもCDM事業又は近距離から輸入可能な代替エネルギーの開発につながる重要技術と考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *林業 ,  *バイオマス ,  *脂肪族アルコール ,  生物燃料 ,  生産 ,  アブラヤシ ,  伐木 ,  樹幹 ,  マレーシア ,  インドネシア共和国 ,  廃棄物 ,  代替エネルギー ,  搾汁 ,  少糖類 ,  炭水化物 ,  単糖類 ,  多糖類 ,  資源 ,  エタノール発酵 ,  機械 ,  残留物 ,  圧搾 ,  細断機 ,  *東南アジア ,  熟成
準シソーラス用語： BTL ,  CDM ,  インドネシア ,  エタノール生産 ,  オイルパーム ,  オリゴ糖類 ,  クリーン開発メカニズム ,  シュレッダー ,  トランク ,  *バイオエタノール ,  液体燃料製造 ,  幹 ,  機械装置 ,  古木 ,  搾り糟 ,  搾汁システム ,  搾汁装置 ,  残渣 ,  樹液 ,  糖類 ,  燃料資源 ,  農林業 ,  伐採

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (1件)： エタノール

引用文献 (3件)：

• (社) アルコール協会調査報告. NEDO主催「アジア諸国におけるバイオマスエネルギーに関する調査」報告会, 平成19年1月12日. 2007
• 森隆. 日本エネルギー学会大会講演要旨集, 2007. 2007, 196-197
• 小杉昭彦. エタノール及び乳酸の製造方法. 特許第4065960号. 2008

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオエタノール ,  オイルパーム ,  伐採 ,  トランク ,  幹 ,  エタノール生産