抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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製造企業の品質管理の問題を企業内コミュニケーションと品質創造の関係に注目して考察してきた立場から,情報の質的問題が一般的品質管理における問題のどこに位置するかを述べ,その視点から品質創造の過程でコミュニケーションが果たす役割を論じた。具体的には,まず,品質の概念を定義し,この定義を視覚的に表現する数学的モデルを図示し,数学的モデルを用いた品質の定義を試みた。次いで,経営学的コミュニケーションの定義およびコミュニケーションの素過程の定義とその成立条件,情報品質の定義,情報品質創造活動(作家による文学作品の製作,企業によるパソコンOSの製作,情報製品の特異性(原材料の排他性,製品の不完全性など)等について説明した。さらに,コミュニケーション・ネットワークの特性(パラレルリンク)および製造企業の品質競争力とコミュニケーション水準の関係について考察した。