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J-GLOBAL ID:200902230728734377   整理番号:08A0382139

給餌場利用個体の生体捕獲による野生エゾシカ(Cervus nippon yesoensis)の個体数調整の試み

The control of number of wild sika deer (Cervus nippon yesoensis) by live-capture in feeding areas
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  ページ: 49-55  発行年: 2008年03月31日 
JST資料番号: X0973A  ISSN: 0919-3235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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阿寒湖周辺における野生エゾシカ(Cervus nippon yesoensis)の生体捕獲が餌場利用個体数に及ぼす影響を評価した。捕獲は2005年,2006年および2007年に1月から3月まで実施した。生体捕獲前の2002年から2004年までの餌場利用個体数は変動が少ない,あるいは年を経るにつれて有意に増加する傾向を示した(P<0.05)。これに対して,生体捕獲が実施された後では,個体数は1月より3月が少なく,有意差が認められた(P<0.05)。さらに,2006年および2007年ともに,個体数は一冬を通じて,月を経るにつれて減少した。阿寒湖北西部において行った冬期のロードセンサスの総個体数は,2002年から2004年まで年を経るにつれて増加した。一方,2005年以降冬期のロードセンサスでは,毎年1月に最大値を記録した。また,2年間継続して捕獲を実施した場所では,捕獲効率が低下した。これらのことから,給餌場を利用するエゾシカの生体捕獲が周辺の個体数を減少させることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (19件):
  • COOPER, S. M., M. K. OWENS, R. M. COOPER, and T. F. GINNETT (2006) Effect of supplemental feeding on spatial distribution and browse utilization by white-tailed deer in semi-arid rangeland. Jorunal of Arid Environments, J. Arid. Environ., 66: 716-726.
  • DOENIER, P. B., G. D. DELGIUDICE, and M. R. RIGGS (1997) Effects of winter supplemental feeding on browse consumption by white-tailed deer. Wildl.Soc.Bull., 25: 235-243.
  • DOMAN, E. R. and D. I. RASMUSSEN (1944) Supplemental winter feeding of mule deer in northern Utah. J. Wildl. Manage., 8: 317-338.
  • HAULTON, S. M., W. F. PORTER, and B. A. RUDOLPH (2001) Evaluating 4 methods to capture white-tailed deer. Wildl. Soc. Bull., 29: 255-264.
  • 北海道 (1998) 道東地域エゾシカ保護管理計画.17pp. 北海道環境生活部. 札幌.
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