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J-GLOBAL ID：200902230758745225   整理番号：09A0900113

オンリーワン/ナンバーワン製品・技術~機械・プロセス編~アルミ鍛造による自動車サスペンションの軽量化

“Only One” High-end Products: Machinery and Processing: Weight Reduction of Forged-aluminum Automotive Suspension

著者 (2件)： 稲垣佳也 (神戸製鋼所) ,  福田篤実 (神戸製鋼所)
資料名： R&D神戸製鋼技報  (R&D/神戸製鋼技報)
巻： 59  号： 2  ページ： 22-26  発行年： 2009年08月21日 
JST資料番号： F0164A  ISSN： 0373-8868  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車サスペンション向けのアルミ鍛造用のKD610合金の材料面と製造面での開発状況を述べた。鍛造温度を高温化して亜結晶粒を微細化することによって耐力を高めた。T6処理時での結晶粒成長を抑制するためにMn,Crを添加して微細で高密度の分散粒子を析出させた。また,鋳造欠陥発生を防止するために鍛造解析ソフトを活用して鍛造ブローの形状の最適化シミュレーションを行い,鍛造時の相当ひずみ分布と温度分布を求め,最適の鍛造方案の指針を得た。この開発によって実機のアームにおける耐力は6061材に比べて約35%増加し,耐食性も改善された。塑性流動解析による組織予測技術を検討した。

シソーラス用語： 流動解析 ,  *懸架装置 ,  *軽量化 ,  *鍛造 ,  *アルミニウム合金 ,  加工温度 ,  結晶粒微細化 ,  降伏強さ ,  形状最適化 ,  解析 ,  *改変 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： 塑性流動 ,  耐力

分類 (2件)： 懸架装置  (QG03050G) ,  鍛造技術  (WC05020H)

引用文献 (11件)：

• 渡辺孝広ほか: アルトピア, Vol.37, No.4(2007), pp. 9-14.
• 大聖泰弘: 日本塑性加工学会第271回塑性加工シンポジウム,(2008). pp. 21-38.
• 福田篤実ほか: R & D神戸製鋼技報, Vol.52, No.3(2002), pp. 87-89.
• 稲垣佳也ほか: R & D神戸製鋼技報, Vol.55, No.3(2005), pp. 83-86.
• 細田典史ほか: 軽金属学会第104回春期大会講演概要,(2003), pp. 145-146.

タイトルに関連する用語 (7件)： オンリーワン ,  プロセス ,  アルミ ,  鍛造 ,  自動車 ,  サスペンション ,  軽量化