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J-GLOBAL ID：200902230808358317   整理番号：08A0452979

Co_0.9Fe_0.1-AlO_xNOL中への強磁性メタルナノコンタクトの形成に関する研究

Formation Mechanism of the Ferromagnetic Metal Nano-Contacts in Co_0.9Fe_0.1-AlO_xNOL

著者 (6件)： 塩川陽平 (東北大 大学院工学研究科) ,  河崎昇平 (東北大 大学院工学研究科) ,  真野知典 (東北大 大学院工学研究科) ,  志尾崎涼 (東北大 大学院工学研究科) ,  土井正晶 (東北大 大学院工学研究科) ,  佐橋政司 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： Journal of the Magnetics Society of Japan  (Journal of the Magnetics Society of Japan)
巻： 32  号： 3  ページ： 205-210  発行年： 2008年05月01日 
JST資料番号： Z0944A  ISSN： 1882-2924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノコンタクトスピンバルブ素子のMR(磁気抵抗)比の改善を目的としてナノコンタクト形成の研究を行った。すでにNOL(ナノ酸化膜層)中に非磁性体のメタルナノコンタクトが確認されているCu-AlO_x NOLの形成過程を基に,Cuと同じ面心立方であるCo_0.9Fe_0.1を強磁性材料に用い,強磁性メタルナノコンタクトを有するAlO_xNOLを形成する方法を試みた。Co_0.9Fe_0.1-AlO_xNOLの形成メカニズムを明らかにした。Co_0.9Fe_0.1/Alのミキシング層の形成とAlのPin層への拡散を確認した。自然酸化を施すと,Alが表面へ浮上分離することも確認した。また,原子間力顕微鏡による直接観察の結果,1nm程度の導電チャネルを観察した。

シソーラス用語： *素子構造 ,  磁性薄膜 ,  電子スピン ,  多層膜 ,  *磁気抵抗素子 ,  強磁性体 ,  反強磁性体 ,  鉄合金 ,  コバルト合金 ,  酸化アルミニウム ,  コンタクトホール ,  原子間力顕微鏡 ,  *薄膜成長 ,  *スピンバルブ
準シソーラス用語： ナノコンタクト

分類 (3件)： 磁電デバイス  (NC03100X) ,  薄膜成長技術・装置  (BK14020I) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

引用文献 (7件)：

• 1) S. Yuasa, T. Nagahama, A. Fukushima, Y. Suzuki, and K. Ando, Nature Materials. 3, 1868-871 (2004).
• 2) H. Fuke, S. Hashimoto, M. Takagishi, H. Iwasaki, S. Kawasaki, K. Miyake, and M. Sahashi, IEEE Trans. Magn. 43, 2848 (2007).
• 3) H. D. Chopra, M. R. Sullivan, J. N. Armstrong, and S. Z. Hua, Nature Materials 4, 832 (2005).
• 4) H. Fukuzawa, H. Yuasa, S. Hashimoto, K. Koi, H. Iwasaki, Y. Tanaka, and M. Sahashi, IEEE Trans. Magn., 89, 2236 (2004).
• 5) S. Kawasaki, J. Soh, K. Miyake, M. Doi, and M. Sahashi, J. Magn. Soc. Jpn. 30, 357 (2006).

タイトルに関連する用語 (4件)： 強磁性 ,  メタル ,  ナノコンタクト ,  研究