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J-GLOBAL ID：200902230856951658   整理番号：08A0879529

FZ法によるTiサイトへの異元素置換したBaTi₂O₅単結晶の作製

著者 (3件)： TU Rong (東北大 金属材料研) ,  YUE Xinyan (東北大 金属材料研) ,  後藤孝 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所金属ガラス総合研究センター共同利用研究報告書
巻： 2007  ページ： 80-81  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,浮遊帯域溶融(FZ)法によりBaTi₂O₅単結晶を作製し,強誘電性を初めて報告している。一方でBaTiO₃では,ZrあるいはNbをTiサイトに置換させると誘電特性の広温度域化が実現できることが知られている。本研究では,ZrあるいはTa添加BaTi₂O₅単結晶をFZ法で作製し,結晶構造とキュリー温度および誘電率に及ぼす影響を調べた。その結果,Ta₂O₅およびZrO₂の添加により,格子定数および誘電率は大きくなることを明らかにした。また,キュリー温度は大きく低下することを明らかにした。

シソーラス用語： *チタン酸バリウム ,  *単結晶 ,  *浮遊融解 ,  置換型原子 ,  *ジルコニウム ,  *タンタル ,  格子定数 ,  誘電率 ,  Curie温度 ,  残留分極

分類 (2件)： 固体デバイス材料  (NC03020K) ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： Ti ,  元素 ,  置換 ,  単結晶 ,  作製