抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,直観的に理解しやすい動作解析を行うための,動作解析システムの開発を目的とする。提案システムは,光学式モーションキャプチャにより動作を,無線式生体アンプにより筋電信号を測定する。可視化は,人体の骨格形状,筋肉の位置や形状を正確に反映した3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)人体アバターが,モーションキャプチャで測定した動作を再現し,その動作に伴う筋活動の大きさを筋肉の色で表現するものである。提案システムは,従来の動作解析システムと比較し,動作と生体状態を同時に可視化するため,身体全体の総合的評価,および,生体状態の時間変動評価に適している。3DCGを用いた可視化のため,動作を任意の注視点から観測することができる。本論文では,動作解析システムの構成,可視化手法,車室内スイッチ操作時の動作解析を対象とした使用例,および,システムの特徴を述べる。(著者抄録)