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J-GLOBAL ID：200902230919813455   整理番号：09A0078198

ヒストンデメチラーゼJMJD1AとJMJD2Bは低酸素誘導因子HIFの転写標的である

The Histone Demethylases JMJD1A and JMJD2B Are Transcriptional Targets of Hypoxia-inducible Factor HIF

著者 (5件)： BEYER Sophie (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  KRISTENSEN Malene Maag (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  JENSEN Kim Steen (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  JOHANSEN Jens Vilstrup (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  STALLER Peter (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 52  ページ： 36542-36552  発行年： 2008年12月26日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト腎臓の内皮細胞において低酸素で発現誘導される遺伝子をDNAマイクロアレイで検討した。その結果,jumonjiファミリーのヒストンデメチラーゼJMJD1AやJMJD2Bの発現が増加することを見つけた。これらのプロモーターに低酸素誘導因子HIF1αが特異的に結合して発現を誘導した。細胞を低酸素にするとJMJD1AとJMJD2BのmRNAおよび蛋白質が増加した。von Hippel-Lindau病腫瘍抑制蛋白質VHLを欠く腎臓癌細胞ではJMJD1AとJMJD2Bの発現が増加しており,HIFの発現調節が異常だった。低酸素条件でJMJD1AとJMJD2Bはヒストンデメチラーゼ活性を示したので,低酸素に関連する遺伝子の発現を調節することが推定された。

シソーラス用語： *N-メチルアミノ酸オキシダーゼ ,  *転写因子 ,  酸素欠乏 ,  プロモーター領域 ,  ユビキチン活性化酵素 ,  癌抑制タンパク質 ,  ヒト ,  腎臓 ,  HeLa細胞 ,  HEK293細胞 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  DNAマイクロアレイ ,  siRNA ,  免疫沈降反応 ,  ヒストン ,  *腎臓腫瘍
準シソーラス用語： *HIF-1α ,  *JMJD1A ,  *JMJD2B ,  LNCaP細胞 ,  Von Hippel-Lindau腫瘍抑制蛋白質 ,  クロマチン免疫沈降 ,  ヒストンH3 ,  *ヒストンデメチラーゼ

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒストンデメチラーゼ ,  JMJD1A ,  低酸素誘導因子 ,  HIF ,  転写 ,  標的