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J-GLOBAL ID:200902230923582662   整理番号:09A0116437

チアゾリジンジオンは胃腸癌細胞におけるREG Iα遺伝子転写を阻害する

Thiazolidinediones inhibit REG Iα gene transcription in gastrointestinal cancer cells
著者 (16件):
資料名:
巻: 379  号:ページ: 743-748  発行年: 2009年02月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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REG(再生遺伝子)Iα蛋白質は胃腸癌細胞に対する成長因子として機能し,そのmRNA発現は胃腸癌患者における悪い予後と強く関連している。本報告では,PPARγアゴニストチアゾリジンジオン(TZD)が,胃腸癌細胞における細胞増殖およびREG Iα蛋白質/mRNA発現を阻害することを示した。TZDは,PPAR応答要素を欠きPPARγ発現胃腸癌細胞においてPPARγに結合できないそのcis作用要素を通じてREG Iα遺伝子プロモーターを阻害した。特異的PPARγアゴニストW9662による同時処理により,阻害は逆転された。TZDはPPARγ非発現細胞においてREG Iα遺伝子プロモーターを阻害しなかったが,その細胞におけるPPARγ過剰発現は阻害効果を回復した。TZD誘導のREG Iα mRNA減少はシクロヘキシミドにより消滅し,新規の蛋白質合成の必要性を示した。したがって,TZDは,REG IαおよびPPARγの両者を発現する胃腸癌患者に対する新規抗癌剤の候補となる可能性がある。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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基礎腫よう学一般  ,  遺伝子発現  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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