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J-GLOBAL ID:200902231043723417   整理番号:08A1164659

中国・天津の地域暖房システムにおける消費者の行動と水理学的挙動に関する現地調査

Field investigation on consumer behavior and hydraulic performance of a district heating system in Tianjin, China
著者 (3件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 249-259  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中国において熱の改修工事が実施されるにつれて,新型の地域暖房システム(DHSs)において,放熱器温度調節弁(TRVs)が普及してきた。本研究の目的は,消費者の行動(TRVsの規則や窓の開閉を含む)と,その行動が,各個及び全体システムの水理学的挙動とエネルギー消費に与える影響を検討する事である。各自の行動と,各個間の水理学的相互作用の一致率を分析した。本研究は,中国における新型のDHSsを大局的に理解し,これらのシステムに対する適切な設計,制御戦略を検討する場合に有用である。中国における熱計量と課金に関する実証プロジェクトの一つである,天津におけるあるDHSにおいて,消費者の行動に関する質問状と現場観察,水理学的挙動の試験,及びエネルギー消費の調査を行った。試験の主な結果は次の通りであった。即ち,消費者の行動は様々で予期できないので,アパート単位での水流量性能は多様であり,垂直配管の線に沿って暮らして消費者間の水理学的相互作用は明らかであり,末端にいる消費者ほどTRVsの設定値を高くしていた。しかしながら,910世帯を含む全DHSにおける流量の変動は,比較的に一定であった。この現象を説明するために確率分析法を実施した結果,200人以上の消費者がいる場合は,消費者の調節に関する確率的変動は,全流量変動の10%以下である事が解った。最後に,循環ポンプの消費電力,この種のDHSの熱消費と省エネの可能性を議論し,TRVの調節とポンプ運転に対するいくつかの提案を行った。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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暖房 

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