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J-GLOBAL ID：200902231098583240   整理番号：08A0560167

バングラデシュにおける人間志向森林の定量評価 Tangail森林域における事例研究

Quantitative assessment of people-oriented forestry in Bangladesh: A case study in the Tangail forest division

著者 (4件)： MUHAMMED Nur (Forest Policy Lab., Shinshu Univ., 8304 Minamimminowa, Nagano-ken 399-4598, JPN) ,  KOIKE Masao (Forest Policy Lab., Shinshu Univ., 8304 Minamimminowa, Nagano-ken 399-4598, JPN) ,  HAQUE Farhana (Forest Policy Lab., Shinshu Univ., 8304 Minamimminowa, Nagano-ken 399-4598, JPN) ,  MIAH Md. Danesh (Dep. of Forest Resources, Kookmin Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Environmental Management  (Journal of Environmental Management)
巻： 88  号： 1  ページ： 83-92  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： H0435B  ISSN： 0301-4797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発展途上国では多くの人に森林は生計以上のものを提供している。バングラデシュの事例では多くの貧困と社会経済の圧力が不安定状態をもたらし,森林資源に悪い結果を及ぼしている。いくつかの研究は人々の森林志向活動の利点を,投資および参加の観点から評価した。Tangail森林域にある研究域は,木材用森林11845ha,農業森林2704haと植栽帯945kmが,土地侵入者と他の経済的貧困者への利益配分プログラムとして持ち上がった。2000~2001年より木材用森林3716ha,農業森林890haと帯植栽163kmが6326人の利益のため伐採された。投資分析は木材森林植林は財政利益はないが,農業森林植林は最も利益があった。こうした結果は最初の分析からは予想されず,当初には木材森林の植林は農業森林植林より利益があるか同等と思われた。単位面積当り正味値(NPV)は農業森林植林が最も高く(1662ドル),木材用森林植林はマイナスであった(-397ドル)。また利益コスト比(BCR)は,農業森林植林が最も高く(1.64),木材森林植林が最も低かった(0.86)。また本研究では以前侵入者と分類された人が現在は市民活動の推進者となっている事例もあった。平均した参加者は13年間に帯植栽,農業森林と木材森林植林のコースによりそれぞれ800ドル,1866ドル,1327ドルを受けた。参加者当りの平均年間還元はそれぞれ62ドル,144ドルと102ドルで,各個人の年間収入に加えられた。この追加収入は財政に寄与し,草の根レベルでの社会経済を向上させた。従ってこのプログラムは植林増加戦略として財政的に成功したと考えられる。しかし財政プログラムにもかかわらず,参加者指向森林の真の形と考えることはできない,それは初期の概念から大きくかけ離れているからである。矛盾は次ぎの理由によると思われる;1)利益的選択,2)性的平等,3)職業的寄与と破壊,4)基金と5)プログラムアプローチ。しかし森林の過剰使用と劣化の類似挑戦に直面している他の国は,自己信頼と環境安定化達成のためこの活動を採用するだろう。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *林業 ,  バングラデシュ人民共和国 ,  *市民参加 ,  *投資分析 ,  造林 ,  *産業 ,  *分析

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  林業政策  (FF01020X)

タイトルに関連する用語 (5件)： バングラデシュ ,  人間 ,  森林 ,  定量評価 ,  研究