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J-GLOBAL ID：200902231130124902   整理番号：08A0823886

Pd表面上におけるCO触媒酸化の生成物CO₂の回転エネルギー及び振動エネルギーの角度分解測定

Angle-Resolved Measurements of Rotational and Vibrational Energies of Product CO₂ in Catalytic CO Oxidation on Pd Surfaces

著者 (1件)： YAMANAKA Toshiro (Catalysis Res. Center, Hokkaido Univ., JPN)
資料名： e-Journal of Surface Science and Nanotechnology (Web)  (e-Journal of Surface Science and Nanotechnology (Web))
巻： 6  ページ： 180-190 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0016A  ISSN： 1348-0391  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学反応生成物の脱着の回転エネルギー及び振動エネルギーの測定により,結合生成及び結合開裂の動力学的過程及び遷移状態構造に関する有用な情報が得られる。構造情報を得るために,これらエネルギーの,生成物の脱着角度による依存性について研究した。しかし,熱的表面反応における内部エネルギーの角度分解(AR)測定は,実験が困難なのでずっと長いこと行われていない。最近,Pd表面上でのCOの酸化において,AR生成物CO₂の内部エネルギーの測定が,脱着するCO₂からの極めて弱い赤外化学ルミネセンスを検出することにより可能になった。回転エネルギー及び振動エネルギーは,極性,アジマス角度及び表面構造に依存して変化し,これにもとづいて,遷移状態の構造及びエネルギー分布動力学についての情報を得ることができた。このレビューでは,上記のAR測定の最近の進歩について記述した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *パラジウム触媒 ,  *接触酸化 ,  一酸化炭素 ,  *二酸化炭素 ,  *回転エネルギー ,  *振動エネルギー ,  角度分解分光法 ,  反応生成物 ,  脱着 ,  遷移状態 ,  表面反応 ,  熱化学反応 ,  内部エネルギー ,  化学ルミネセンス ,  方位角 ,  表面構造 ,  エネルギー分布 ,  赤外発光スペクトル ,  赤外吸収スペクトル ,  結晶面 ,  単結晶 ,  多結晶
準シソーラス用語： アジマス角

分類 (2件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08063C)

引用文献 (77件)：

• [1] R. Imbihl and G. Ertl, Chem. Rev. 95, 697 (1995).
• [2] T. Matsushima, Surf. Sci. Rep. 52, 1 (2003).
• [3] T. Matsushima, Prog. Surf. Sci. 82, 435 (2007).
• [4] F. M. Zimmermann and W. Ho, Surf. Sci. Rep. 22, 127 (1995).
• [5] A. Hodgson, Prog. Surf. Sci. 63, 1 (2000).

タイトルに関連する用語 (8件)： Pd ,  CO ,  触媒酸化 ,  生成物 ,  CO2 ,  回転エネルギー ,  振動エネルギー ,  分解