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J-GLOBAL ID:200902231256402193   整理番号:08A0486211

サケ頭部の鼻軟骨およびクジラの鼻中隔軟骨より抽出したプロテオグリカンを添加した無血清培養における,胎盤および臍帯血CD34+細胞由来の巨核球形成のex vivo促進

Ex vivo expansions of megakaryocytopoiesis from placental and umbilical cord blood CD34+ cells in serum-free culture supplemented with proteoglycans extracted from the nasal cartilage of salmon heads and the nasal septum cartilage of whale
著者 (5件):
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巻: 82  号: 19-20  ページ: 1023-1031  発行年: 2008年05月07日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血小板減少症の治療として,ex vivoにおける巨核球前駆細胞の増殖は,in vivoにおける血小板の回復を速める有用な手段と成り得る可能性がある。ヒト臍帯血CD34+細胞を用いて,無血清培養状態でのプロテオグリカンの促進効果を評価した。サケの頭部の鼻軟骨およびクジラの鼻中隔軟骨より抽出した高純度プロテオグリカン(PG)を,トロンボポエチン(TPO)およびインターロイキン-3(IL-3)と組み合わせ,無血清培養における胎盤および臍帯血CD34+細胞由来の巨核球形成と血小板新生のex vivo促進に適用した。PG(0.5,5μg)は,3段階の濃度のTPO(50,5,0.5ng/mL)およびIL-3(100,10,1ng/mL)培地にそれぞれ添加した。両PGは,全ての培地において単核細胞増殖率に対し促進作用を示さなかった。しかしながら,クジラPGはサイトカイン低濃度の培地において,巨核球前駆細胞および巨核球の発現を促進させた。さらに,クジラPGは血小板になると考えられるCD42a+粒子を有意に増加させた。一方,サケPGでは,そのような産物の促進はほぼ全ての培地において認められなかった。クジラPGは,ヒト巨核球形成のex vivo促進に対し有力な分子であるが,その作用はグリコサミノグリカンの硫酸化パターン,およびサイトカインと造血幹細胞/造血前駆細胞間との相互作用に関与する結合親和性と動態に依存すると思われる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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血液の基礎医学 
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