抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現地河川における流砂量の計測手法には,直接流砂を採取して計測する直接法と,センサーで得たデータを流砂量に変換する間接法がある。ともに長所・短所があり,これまで数多くの研究・開発がなされてきた。今回,センサーとして電磁波(レーダ)を用いる新たな間接法の掃流砂計測手法の開発を目的に室内水路実験を実施した。実験には人工軽量骨材と勾配1/200の開水路を用い,骨材の土砂濃度(輸送濃度C)とレーダの信号強度(振幅量Pt)との関係を求めた。その結果,CとPtには比較的良好な関係が認められ,粒径別にもほぼ等しいCで異なるPtが得られた。これらのことから,レーダを用いた掃流砂計測の可能性を見出すことができた。