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J-GLOBAL ID：200902231370201750   整理番号：08A0512518

有機充填材及びセルロース繊維とのポリカプロラクトン複合体の生物ベース含量(biobased content)のASTM D6866に基づく加速器質量分析法による測定

Biobased Contents of Organic Fillers and Polycaprolactone Composites with Cellulose Fillers Measured by Accelerator Mass Spectrometry Based on ASTM D6866

著者 (3件)： KUNIOKA Masao (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  NINOMIYA Fumi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  FUNABASHI Masahiro (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Polymers and the Environment  (Journal of Polymers and the Environment)
巻： 15  号： 4  ページ： 281-287  発行年： 2007年10月 
JST資料番号： W0433A  ISSN： 1566-2543  CODEN： JPENFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスプラスチック原料の生物ベース含量を加速器質量分析法(AMS)により測定した。澱粉,砂糖,及びキチンの生物ベース含量は,ほぼ100%で,完全に生物ベースであることを意味した。しかし木材粉体の生物ベース含量は140%を超え,これは1950年代の核実験により注入された¹⁴Cの影響に起因した。国際規格においてセルロース繊維またはリグニンを用いる場合,補正方法の開発が必要である。セルロース繊維及びタルクを均一に分散させたポリカプロラクトン複合体を,80°Cにてアルミニウムトリフラートを触媒に用いるカプロラクトン単量体の重合と直接成形により調製した。これの生物ベース含量は,充填材として使用したセルロースの高い生物ベース含量に起因し,理論値よりも僅かに高かった。高分子複合体粉体のAMSによる生物ベース含量の測定は,タルクのような無機充填材の存在の影響を受けないことが分かった。

シソーラス用語： *ポリカプロラクトン ,  *加速器質量分析 ,  バイオマス ,  生分解性高分子 ,  *高分子複合体 ,  スルホン酸エステル ,  脂肪族フッ素化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  セルロース繊維 ,  ASTM規格 ,  炭素14 ,  澱粉 ,  砂糖 ,  キチン ,  木材 ,  炭素12 ,  炭素同位体 ,  核実験 ,  生分解性プラスチック
準シソーラス用語： トリフラート

分類 (1件)： その他の高分子材料  (YH07150C)

物質索引 (1件)： ε-カプロラクトン

タイトルに関連する用語 (8件)： 有機充填材 ,  セルロース繊維 ,  ポリカプロラクトン ,  複合体 ,  生物 ,  含量 ,  ASTM ,  加速器質量分析法