文献

J-GLOBAL ID：200902231388865176   整理番号：09A0409204

読解力向上をめざしたWebベースの教育実践デザイン

著者 (2件)： 木村千夏 (兵庫教大 大学院学校教育研究科) ,  伊奈諭 (兵庫教大 大学院学校教育研究科)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 25  号： 4  ページ： 414-422  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新聞コラムを読むためのWebサイトを構築して,読解力の向上を目指した教育実践について報告した。具体的には,コンテンツ管理システム(CMS:HTMLやWebに関する知識があまりない人でもWebサイトが構築できる)とRSS(RDF Site Summary:Webサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXMLベースのフォーマット))を活用して構築したWebサイトの機能について述べた。さらに,授業実践の内容,実践の実際について紹介し,実践結果とアンケートに基づいて,「様々な種類のテキストを読む機会」「テキストを理解・評価しながら読む能力」「テキストを利用して自分の考えを書く能力」の機会・能力の充実に効果があり,読解力の向上が期待できることを確認した。

シソーラス用語： Web【情報システム】 ,  *CAI【計算機】 ,  CAL【学習】 ,  協調作業 ,  *教材 ,  *新聞 ,  XML【マークアップ言語】 ,  学校教育 ,  大学 ,  教育効果
準シソーラス用語： *Webサイト ,  Web教材 ,  コンテンツ管理システム ,  協調学習 ,  教育実践 ,  教育方法 ,  作問学習 ,  読解

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (10件)：

• (1)文部科学省:“読解力向上プログラム”,http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/siryo/05122201/014/005.htm(文部科学省ホームページ)
• (2)文部科学省:“読解力向上に関する指導資料-PISA調査(読解力)の結果分析と改善の方向-”,http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/siryo/05122201/006.htm(文部科学省ホームページ)
• (3)菅谷明子:“メディア・リテラシー-世界の現場から”,岩波書店(2000)
• (4)松川利広,松本 哲,新子慶行:“PISA型読解力の向上をめざした実践研究-新聞記事の読み比べ(国語科)を通して”,奈良教育大学教育実践総合センター研究紀要,No. 15,pp. 127-137(2006)
• (5)横山琢郎,平嶋 宗,岡本真彦,竹内 章:“単文統合としての作問を対象とした学習支援システムの設計・開発”,教育システム情報学会誌,Vol. 23,No. 4,pp. 166-175(2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： 読解 ,  Web ,  教育実践 ,  デザイン