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J-GLOBAL ID:200902231530002130   整理番号:08A0863689

大気的に重要性のある表面によるOH取込に及ぼす相対湿度の影響

Effect of Relative Humidity on OH Uptake by Surfaces of Atmospheric Importance
著者 (3件):
資料名:
巻: 112  号: 30  ページ: 6968-6977  発行年: 2008年07月31日 
JST資料番号: C0334B  ISSN: 1089-5639  CODEN: JPCAFH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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OHの取込係数に及ぼす相対湿度の影響を調べた。微分ビーズ充填流通管と高圧化学イオン化質量分析を用い,相対湿度0~48%,圧力100Torr,室温で測定した。各種の有機表面と無機表面(パラフィンワックス,ピレン,グルタール酸,すす,NaCl,KCl,MgCl2,CaCl2,Na2SO4及び海塩)を用い,対流圏エーロゾルの近似物質とした。この実験で,仮想的円筒流通管近似と表面被覆希釈法が成功裏に採用でき,高いラジカル取込の測定ができた。無機塩の場合,水蒸気の影響はアニオンの遮断と表面pHの変化に依存する。NaClによる取込は水蒸気に大きく依存しないが,MgCl2の場合は相対湿度に依存し,取り込み係数は約2倍となる。有機界面の場合は,親水性有機表面の場合にのみ取り込み係数が増加し,約4倍となる。これらの結果から,対流圏エーロゾルの化学の大気モデリングにおいて相対湿度が重要であることが分かる。
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分類 (2件):
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イオンと分子の衝突・散乱  ,  固-気界面一般 
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