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J-GLOBAL ID:200902231557062401   整理番号:09A0731472

ABERRANT PANICLE ORGANIZATION1の発現レベルは分裂組織における細胞増殖の制御を通してイネの花序の形を決定する

Expression Level of ABERRANT PANICLE ORGANIZATION1 Determines Rice Inflorescence Form through Control of Cell Proliferation in the Meristem
著者 (7件):
資料名:
巻: 150  号:ページ: 736-747  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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花序は顕花植物の外観を決定する主要な因子の一つであり,イネにおいては,花序発育中に穂軸と小穂の二つのタイプの分枝が生産されている。Fボックス含有蛋白質をコードするイネのABERRANT PANICLE ORGANIZATION1(APO1)遺伝子が,小穂数を確保するために穂軸分裂組織の小穂への早期転換を抑制することをすでに見いだしているが,さらに小穂数を増加する四つの優性変異体類を同定し,それらがAPO1のgain-of-function変異体類であることを見いだした。四つの変異体類においてAPO1遺伝子の発現レベルは高められており,APO1活性の増加が小穂形成への転換を遅らせていることを示唆し,同様にAPO1の異所的過剰発現がAPO1のgain-of-function表現型を強化することがわかった。apo1-D優性変異体において,生殖成長期へスイッチングする時に,花序分裂組織は野生型植物より激しくサイズを増加し,この成長速度の変化は,小さな花序分裂組織を持つapo1変異体についての観察とは反対であり,この差異は細胞増殖速度の差異によるものと思われた。これらの結果は,APO1活性のレベルが,細胞増殖の制御を通して花序の形を制御していることを示した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物形態学・解剖学  ,  遺伝子発現 

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