文献

J-GLOBAL ID：200902231738382530   整理番号：08A0360252

採卵鶏農場において長期間飼育されたおとり鶏の病理組織学的検索

Histopathological Changes in Sentinel Birds Housed with Commercial Laying Hens over a Long Period

著者 (7件)： 三好宣彰 (鹿児島大 農) ,  高瀬公三 (鹿児島大 農) ,  田原口智士 (鹿児島大 農) ,  山崎憲一 (化学及血清療法研) ,  佐々木義和 (広島県備北家畜保健衛生所) ,  清水和 (広島県備北家畜保健衛生所) ,  宮本徳子 (広島県備北家畜保健衛生所)
資料名： 鹿児島大学農学部学術報告  (Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University)
号： 58  ページ： 9-14  発行年： 2008年03月01日 
JST資料番号： F0745A  ISSN： 0453-0845  CODEN： KADNAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 特定病原体不在(SPF)の45日齢鶏38羽をおとりとして,3採卵鶏農場に導入し12~17ケ月間,採卵鶏と同居飼育した。この間,約半数が死亡した。生存した15羽の主要臓器を病理組織学的に検索した結果,剖検所見では肝臓の退色が2羽,肉冠の皮膚炎が2羽,肝臓の微小白斑が1羽に認められた。組織学的検査では,肺気管支および血管周囲,気管の固有層,および肝のグリソン鞘におけるリンパ組織の活性化が最も多くの共通所見として認められた。肺のうっ血も多くの検体に観察された。しかし,おとり鶏の死亡原因を示唆する病変は認められなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニワトリ ,  産卵鶏 ,  SPF動物 ,  *臨床検査 ,  剖検 ,  肝臓 ,  身体部位 ,  気管支 ,  気管 ,  リンパ系 ,  生体組織 ,  肺 ,  リンパ組織
準シソーラス用語： とさかと肉垂 ,  *病理組織検査

分類 (1件)： 鶏  (FD03020F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 採卵鶏農場 ,  飼育 ,  鶏 ,  病理組織学 ,  検索