抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
経営資源については,企業経営にとり必要欠くべからざるものという認識はなされていたものの,その性質についての研究が本格的にはじめられたのは,比較的新しいといえる。そこで,本稿では,まず,経営学分野に経営戦略という考え方が導入された1960年代から1980年代のリソース・ベースト・ビュー(資源ベース戦略論)の考え方が登場してくるまでの期間における経営資源に関する研究として,1)A.Chandler,2)H.Ansoff,PPM(Product Portfolio Management)4)C.W.Hofer & D.Schendel,等について紹介した。さらに,リソース・ベースト・ビュー〈資源ベース戦略論〉に関し,その考え方と生成,それが追求したものについて解説し,最近の経営戦略論における競争優位をもたらす資源の問題として,1)経営資源の具備すべき性質,2)競争優位の源泉となる資源の例(Collis & MontgomeryとBarney),を取り上げて考察した。