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J-GLOBAL ID:200902231886387150   整理番号:08A1053601

正常脳加齢の過程での遺伝子発現変化は性的二形性である

Gene expression changes in the course of normal brain aging are sexually dimorphic
著者 (13件):
資料名:
巻: 105  号: 40  ページ: 15605-15610  発行年: 2008年10月07日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトは加齢によって,認知機能の軽度の低下が認められるが,ニューロンやシナプスの数の低下はわずか10%程度である。本報では,遺伝子発現の変化が加齢による認知機能の低下の原因となっていると考え,20歳から99歳までの非認知症の55人の凍結組織について,海馬,嗅内皮質,上前頭回および中心後回の遺伝子発現プロファイルを比較した。その結果,前脳では,加齢に伴い遺伝子プロファイルが変化した。特に50歳から60歳にかけて,特に男性で変化が大きく,脳の加齢に重要な時期であることが示された。また,性差が顕著に認められ,男性の方が女性より加齢による遺伝子変化が大きかった。また,影響を受ける遺伝子のカテゴリーも異なり,男性の脳では特に代謝に関係する遺伝子発現のダウンレギュレーションが顕著であった。また,女性では,免疫の活性化が男性より高かった。以上のことから,加齢により,神経変性だけでなく遺伝子発現も変化し,また,その変化に男女差があることが示唆された。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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