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J-GLOBAL ID：200902231933455967   整理番号：09A1070544

核融合関連プラズマ条件のもとでヘリウムプラズマにさらされることによるタングステンナノ構造の形成過程

Formation process of tungsten nanostructure by the exposure to helium plasma under fusion relevant plasma conditions

著者 (5件)： KAJITA Shin (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SAKAGUCHI Wataru (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  OHNO Noriyasu (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  YOSHIDA Naoaki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SAEKI Tsubasa (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Nuclear Fusion  (Nuclear Fusion)
巻： 49  号： 9  ページ： 095005,1-6  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： H0220B  ISSN： 0029-5515  CODEN： NUFUAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タングステンにヘリウムを照射すると,ナノサイズの繊維状構造が表面に形成される。この現象は,核融合炉のプラズマ対向材料の特性に重大な影響を及ぼす。直線状ダイバータ模擬装置による実験結果によれば,この構造形成には入射イオンエネルギーと表面温度が大きな影響を及ぼす。タングステン温度1000~2000K,入射エネルギー20eV以上では,ナノ構造が容易に出現する。その前過程としてバルク材料表面にピンホールが出現し,それがナノ構造形成に進展することが判明した。この現象はモリブデンでも認められ,種々の金属に共通した特性である。

シソーラス用語： *プラズマ対向材料 ,  核融合材料 ,  核融合炉壁 ,  *ナノ構造 ,  表面構造 ,  表面性状 ,  プラズマ曝露 ,  イオン照射 ,  タングステン ,  ピンホール ,  材料 ,  構造

分類 (2件)： 核融合装置  (BJ02083Z) ,  固体-プラズマ相互作用  (BJ02033W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 核融合 ,  プラズマ ,  ヘリウムプラズマ ,  タングステン ,  ナノ構造 ,  形成過程