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J-GLOBAL ID:200902231957323565   整理番号:09A0882143

放牧牛における骨格筋プロテオームの差異発現

Differential expression of the skeletal muscle proteome in grazed cattle
著者 (8件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 2700-2708  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: A0857A  ISSN: 0021-8812  CODEN: JANSAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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飼養法が筋原線維や筋形質蛋白質など肉品質影響を及ぼすのかどうか検討した。8頭の黒毛和種を舎飼い-濃厚飼料給餌または放牧で飼養し,骨格筋蛋白質の発現の差をプロテオーム解析した。21~27カ月齢飼養後,半腱様筋を採取し,二次元電気泳動(2DE)や二次元ゲル電気泳動,ウェスタンブロットを行い,MALDI-TOF MSを行った。2DEの結果,筋形質蛋白質と筋原線維蛋白質画分が変化を示した。舎飼いおよび放牧牛で,筋形質蛋白質で20スポット,筋原線維で9スポットに違いが見られた。放牧牛は筋形質蛋白質でアデニル酸キナーゼ1とミオグロビンが,筋繊維ではS型ミオシン軽鎖2(MHC)の強度が高かった。これに比べると,β-エノラーゼ3,フルクトース-1,6-二リン酸アルドラーゼなど解糖系酵素のスポットは有意に少なかった。ウェスタンブロットから放牧牛は舎飼いウシに比べ,MHCは遅筋タイプが多く速筋タイプは少なくなった。トロポニンT,Iとも遅筋タイプが多かった。肥育後期の放牧がウシの骨格筋におけるエネルギー代謝酵素の変化に伴い速筋から遅筋へ変化することを示した。
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分類 (3件):
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牛  ,  筋肉  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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