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J-GLOBAL ID:200902232002594978   整理番号:08A0203600

高出力密度,高効率な水電解・燃料電池可逆セルスタックの開発

著者 (10件):
資料名:
号: 21  ページ: 53-62  発行年: 2007年11月 
JST資料番号: L2434A  ISSN: 0918-9734  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では電極面積250cm2の可逆単セルと1kW級の可逆セルスタックを試作し,WE(水電解)・FC(燃料電池)の両モードの実験を行い,機器性能と運転制御方法について検討した。これにより得た主な知見を次に示した。1)WE・FCの機能を一体化した可逆セルは,双方の各専用機に対して同等の性能があり,実用機器としての技術的な実現可能性があること,2)可逆セルの運転切替のうち,WE→FC運転切替では,セル内部基材の撥水性回復の判断に膜抵抗上昇値を用いて安全な運転切替制御が可能であること,3)可逆セルでもFCモードでは通常のFCとして扱えること,また今回のセル構造がガス高利用率運転での出力の安定性に有利に働くこと,4)1kW級の可逆セルスタック性能試験の結果,WEモードでの1m3(N)/hの安定的な水素生成,ならびにFCモードでの1kWの安定的な発電が可能であること,5)スタック化による性能安定化の技術課題としてWE→FC運転切替があり,WE運転終了後に各セル内部の残留水を完全に排出し,乾燥前に健全な流体流路回復が重要であること。
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分類 (2件):
分類
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燃料電池  ,  電解装置 
引用文献 (15件):
  • 太田健一郎: 燃料電池の実用化と普及拡大へのブレイクスルー, 燃料電池講演会,(2005).
  • 田村英雄, 内田裕之, 池田宏之助, 岩倉千秋, 高須芳雄:「固体高分子型燃料電池の開発と応用」, 35-43, 194-203, NTS (2000).
  • 小澤由行, 岡本英之: 空衛誌, 77(9), 35(2003).
  • 竹中啓泰, 安田和明, 五百蔵勉, 小澤由行, 増田正夫: 電池技術, 12, 132-138(2000).
  • 五百蔵勉, 安田和明, 宮崎義憲, 屋隆了, 熊谷直和, 丸山忠司, 小澤由行: “第43回電池討論会予稿集”, 542 (2002.10).
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