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J-GLOBAL ID:200902232029160201   整理番号:07A0972820

ヒト多剤耐性(MDR)細胞株KBV200に対する(-)エピガロカテキン-3-ガレートのMDR逆転作用

MDR-reversing Effect of (-)epigaliocatechin-3-gallate on Human MDR Cell Lines KBV200
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 4-7  発行年: 2007年 
JST資料番号: C2526A  ISSN: 1000-8578  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:多剤耐性(MDR)逆転剤としてのEGCG(エピガロカテキンガレート)の可能性を調査するため,実験を行った。方法:EGCG及びビンクリスチン(VCR)の細胞毒性を検出するのに,MTT分析を使用した。細胞内VCR濃度は,高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により検出した。P糖蛋白質(P-gp)発現を検出するのに,フローサイトメトリーを使用した。BALB/C-nu/nuマウスモデルにおいて,反対側に腫ようを産生するため,薬剤感受性KB細胞及びKBV200(MDR)細胞を播種した。癌移植を行ったヌードマウスの腹腔内にEGCG及びVCRを注入した。RT-PCRを用い,MDR1mRNA発現を観察した。結果:EGCG75mg/lと一緒に72時間インキュベートした細胞の生存率は80%以上であった。EGCG8mg/lは,KBV200細胞におけるVCR耐性をほぼ完全に逆転させ,13.0倍のMDR逆転を引き起こした。それは,KBV200細胞において細胞内VCR濃度を増加させたが,KB細胞ではそのような影響を及ぼさなかった。KBV200異種移植モデルでは,EGCGあるいはVCRのいずれも,腫よう増殖を抑制しなかった。しかしながら,VCR及びEGCGの併用は,腫よう増殖を72.8%まで抑制した。EGCGは,KBV200細胞においてMDR1発現を抑制し,VCR集積を増強させた。結論:結果から,EGCGはin vitro及びin vivoにおける強力なMDR逆転剤であることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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抗腫よう抗生物質の基礎研究  ,  アルカロイドし好飲料  ,  薬物の相互作用 

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