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J-GLOBAL ID：200902232036698705   整理番号：09A0715006

化学反応による粘度減少のある混和粘性フィンガリングに対する中間Damkoehler数の効果

Effects of moderate Damkoehler number on miscible viscous fingering involving viscosity decrease due to a chemical reaction

著者 (4件)： NAGATSU Yuichiro (Nagoya Inst. Technol., Aichi, JPN) ,  KONDO Yusuke (Nagoya Inst. Technol., Aichi, JPN) ,  KATO Yoshihito (Nagoya Inst. Technol., Aichi, JPN) ,  TADA Yutaka (Nagoya Inst. Technol., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Fluid Mechanics  (Journal of Fluid Mechanics)
巻： 625  ページ： 97-124  発行年： 2009年04月25日 
JST資料番号： C0290A  ISSN： 0022-1120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粘性フィンガリングには多くの研究があるが,重要な論文にNittmann,Daccord & Stanley(1985)による非Newton流体の場合にはNewton流体とは大きく異なる粘性フィンガリングの発見がある。本研究は高分子溶液と金属イオンの間の化学反応が高分子溶液の粘度を低下させることを発見し,これがフィンガリングに及ぼす効果を調べたものである。ポリエチレンオキシド(PEO)の溶液と銅イオン,及び鉄イオンを含む溶液は混合物の粘度を減少させ,イオン濃度は粘度減少率と共に変化する。粘度変化は混合羽根の付いた軸トルクの変化で表した。この減少は半対数で直線的であった。粘性フィンガリングの実験は半径型と直線型のHelle-Shawセルで行った。半径型の場合の可視化写真を示し,そのフィンガリングパターンの半径r内の面積で特性指標とした。Damkoehler数,Daの各種の場合についてこの変化を図示した。直線セルの場合のフィンガーの先端形状,Da数の効果を調べた。

シソーラス用語： *Damkoehler数 ,  *粘度 ,  *フィンガリング ,  相溶性 ,  *高分子溶液 ,  金属イオン ,  ポリエチレンオキシド ,  非Newton流体 ,  化学反応 ,  トルク ,  *係数 ,  *輸送係数 ,  *度

分類 (1件)： 非Newton流  (BC02020R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 化学反応 ,  粘度 ,  混和 ,  粘性フィンガリング ,  Damkoehler数