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J-GLOBAL ID:200902232054193416   整理番号:08A0599612

西バルカン地域における出現廃水汚染物質の発生と命運

Occurrence and fate of emerging wastewater contaminants in Western Balkan Region
著者 (13件):
資料名:
巻: 399  号: 1-3  ページ: 66-77  発行年: 2008年07月25日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本報では西バルカン(WB;ボスニアとヘルツボビナ,クロアチアとセルビア)地域における70以上の廃水汚染物質の総合的調査であり,調査した物質は医薬品とパーソナルケア製品,界面活性剤とその分解物,可塑剤,殺虫剤,防虫剤,と防炎剤を含む出現汚染物質の主要クラスである。全測定は質量分析と組合せたガスクロマトグラフィーと液体クロマトグラフィー技術に基く多重残留物分析アプローチを用いて行った。結果はこの地域の都市下水中出現汚染物質の広い発生を確認した。都市下水中で測定される最も多い汚染物質クラスは芳香族界面活性剤で,直線アルキルベンゼンサルフォネート(LAS)とアルキルフェノールポリエトキシレート(APEO)を含み,生下水中濃度はmg/lの範囲に達した。他の全ての汚染物質濃度は低くく,数μg/lを超すものは稀であった。多くの化合物は医薬品(抗菌剤,鎮痛剤と抗炎症剤,βブロッカーと脂質調整剤)とパーソナルケア製品(香料)のいくつかのクラスに属した。全都市下水の5%以下が生物学的処理を行っているというWB国における下水管理の低さにより,汚染物質の多くは周辺水環境に運ばれ,大きな環境関心事となっている。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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水質調査測定一般 
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