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J-GLOBAL ID:200902232074687725   整理番号:09A0447142

物理的性質と化学的性質を動的に調整するための光分解性ヒドロゲル

Photodegradable Hydrogels for Dynamic Tuning of Physical and Chemical Properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 324  号: 5923  ページ: 59-63  発行年: 2009年04月03日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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光分解性マクロマを合成し,これを重合させてポリ(エチレングリコール)を用いたヒドロゲルを生成し,その物理学的性質,化学的性質,生物学的性質を,紫外線照射,可視光照射,二光子照射により,in situで細胞の存在下で調整した。まず光分解性のアクリル酸エステルモノマを合成し,これをペンダントカルボン酸を用いてポリ(エチレングリコール)(PEG)-ビスアミンと結合することにより,光分解性架橋ジアクリル酸エステルマクロマを調製した。これを用いてPEG系光分解性ヒドロゲルを合成することができた。得られたヒドロゲルは光照射により切断することができ,架橋密度が減少するために,剛性,水含量,拡散性,腐食性などの性質が変化することがわかった。ゲルの分解は光照射を連続とするか,周期的に変化させるかにより調整することもできた。また間葉細胞をヒドロゲル内の包含すると球状モルホロジーを示し,光照射によりゲルが分解して細胞が遊離することも観測された。また光分解性ヒドロゲルを用いて二次元や三次元のパターンニングも可能であった。このような性質を有することからこの光分解性ヒドロゲルはin vitro三次元細胞培養プラットホームとして有望であり,細胞が環境から情報を受け取り,処理する過程を明らかにすることができると考えられる。更に組織再生へ向けたドラッグデリバリーへの応用も可能である。
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分類 (2件):
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高分子固体の物理的性質  ,  光化学反応 
タイトルに関連する用語 (4件):
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