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J-GLOBAL ID：200902232077332391   整理番号：08A0869309

東部及び南部アフリカの食料安定を脅かすインド洋の水温上昇と農業発展による緩和の可能性

Warming of the Indian Ocean threatens eastern and southern African food security but could be mitigated by agricultural development

著者 (7件)： FUNK Chris (Univ. California, CA) ,  DETTINGER Michael D. (Scripps Institution of Oceanography, CA) ,  MICHAELSEN Joel C. (Univ. California, CA) ,  VERDIN James P. (United States Geological Survey, SD) ,  BROWN Molly E. (National Aeronautics and Space Administration, MD) ,  BARLOW Mathew (Univ. Massachusetts, MA) ,  HOELL Andrew (Univ. Massachusetts, MA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 32  ページ： 11081-11086  発行年： 2008年08月12日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 東部及び南部アフリカで栄養が不足している人口は1980年以来倍増した。この地域では人口の増加率は高いが,一人当たりの農業生産力は伸びていない。別の問題として,降水量の観測データから,インド洋に面する国々において穀物成長期における雨量が15%以内で減少していることが明らかとなった。インド洋中央部における水温上昇がアフリカ東部沿岸に運ばれる水蒸気量を減らし,内陸の雨量を減少させている。雨量,人口,耕作面積などを関数とするモデルによって,降水量と農業生産力の今後の動向について定量的に予測した。現状の傾向でいくと,2030年までに栄養不足人口は50%も増大すると予測された。しかし,生産力を増やせば雨量不足を相殺することが可能で,農業発展のための投資で貧困を緩和することができる。

シソーラス用語： *アフリカ東部 ,  *アフリカ南部 ,  人口問題 ,  栄養素欠乏 ,  *インド洋 ,  *生産 ,  海水温 ,  *降雨量 ,  *水不足
準シソーラス用語： 人口増加 ,  栄養不足 ,  *農業生産 ,  *雨量不足 ,  雨量

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (8件)： アフリカ ,  食料 ,  インド洋 ,  水温上昇 ,  農業 ,  発展 ,  緩和 ,  可能性