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J-GLOBAL ID:200902232188377521   整理番号:09A1105639

1073KでのFe-Cr合金の高温酸化に及ぼす水蒸気の影響

The Effect of Water Vapor on High Temperature Oxidation of Fe-Cr Alloys at 1073 K
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号: 11  ページ: 2656-2663 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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酸化のWagner理論を基に,二元合金の高温酸化に及ぼす水蒸気の影響を研究した。乾燥及び湿潤条件において,1073KでFe-Cr合金の酸化を行った。1073K及びFe/FeOバッファで一定にした酸素分圧1.1×10-14Paで密閉装置で酸化を行った。湿潤条件を調製するため,3×104PaのAr-5%H2混合ガスを装置内に充填し,水蒸気圧が3.3×102Paになった。乾燥条件ではFe-8Crで,湿潤条件ではFe-12Crで,内部酸化と外部酸化の転移があった。Crの拡散係数は溶解水素に影響されなかったことが乾燥及び湿潤環境におけるFe/Fe-16Cr拡散対の相互拡散の実験から分った。乾燥条件と水蒸気が1.1×102Paと3.3×102Paの二つの湿潤環境で,1073K,酸素分圧が1.1×10-14Paで,Fe-5Cr合金の内部酸化法により,α-Feにおける酸素浸透率を測定した。湿潤条件における酸素浸透率は1.4倍で増加した。溶解水素が酸素浸透率を上げ,従ってCrの最小濃度を上げ,湿潤条件における外部スケールが形成した。溶解水素が存在するため,酸化物の形状が個別の球状粒子から穂形析出物に変化し,金属/酸化物析出物界面沿いの酸素輸送が向上した。(翻訳著者抄録)
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