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J-GLOBAL ID：200902232192634792   整理番号：08A1188699

ワイヤレスアドホックネットワークにおける環境認識型経路バイパス法の改良とシミュレーション評価

Multi-Hop Transmission Performance of Improved Cognitive Temporary Bypassing for Wireless Ad Hoc Networks

著者 (3件)： 長尾研一 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  門脇裕介 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ) ,  山尾泰 (電通大 先端ワイヤレスコミュニケーション研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 249(RCS2008 103-129)  ページ： 111-116  発行年： 2008年10月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ワイヤレスアドホックネットワークでは,マルチホップ通信の経路を構成する各リンクがフェージングにさらされるため,リンクのSNRが絶えず変化する。このため経路上のリンクが一時的に通信不能となり,マルチホップ通信を遮断することが頻繁に起こる。そこで,通信不能となったリンクを通信経路周辺のノードが自律的かつ迅速にバイパスする環境認識型経路バイパス法を提案した。本稿では,提案法に確認応答機能と制御パケットの衝突回避機能を加えることでより確実な伝送を可能とすると共に,マルチホップ通信時のパケット伝送成功率を理論解析およびネットワークシミュレーションにより評価した。この結果,本提案法によりパケット伝送成功率が著しく改善されることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *アドホックネットワーク ,  認識 ,  バイパス ,  通信網 ,  誤り率
準シソーラス用語： パケット誤り率 ,  マルチホップ通信 ,  環境認識 ,  *無線アドホックネットワーク

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (6件)：

• MURTHY, C. S. R. Ad Hoc Wireless Networks-Architectures and Protocols-. 2004
• PERKINS, C. E. Ad-Hoc On Demand Distance Vector Routing. Proceedings of the 2nd IEEE Workshop on Mobile Computing Systems and Applications, February 1999. 1999, 90-100
• NASIPURI, A. On-Demand Multipath Routing for Mobile Ad Hoc Networks. Proceedings of the IEEE ICCCN, Oct. 1999. 1999, 64-70
• LEE, S. J. AODV-BR : Backup Routing in Ad Hoc Networks. Proc. IEEE WNMC, Sept. 2000. 2000, 3, 1311-1316
• YAMAO, Y. Cognitive Temporary Bypassing for Reliable Transmission in Wireless Ad Hoc Networks. IEEE ISWCS2007, Trondheim, Oct. 2007

タイトルに関連する用語 (7件)： ワイヤレス ,  アドホックネットワーク ,  環境認識 ,  経路 ,  バイパス ,  シミュレーション ,  評価