抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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富士通は,自動車の各ECUを連携して動作させるための車載ネットワーク制御向けに各種のネットワーク制御コントローラを開発している。自動車内部の電子部品化が進み各種のデータが多種多様(ボディー制御系,安全走行制御系,情報系)になるに伴い,それぞれの特性に合った最適の転送スピード,転送方法が必要になってきている。今回,将来の安全走行制御系としては,転送レート10Mbps,安全を確保するための冗長通信を行うことのできるネットワークプロトコルFlexRay,情報系としては,転送レート400Mbpsで通信を行えるネットワーク規格IDB-1394に対応し,映像情報を2~3msの低遅延で3分の1サイズに圧縮復元を可能とするSmartCODECを開発した。本稿では,FlexRayとIDB-1394への富士通の取組み,および国際標準化が進んでいる中で各種標準化団体での活動について述べる。(著者抄録)