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J-GLOBAL ID:200902232425987810   整理番号:08A0883769

N-アセチル-キトサン膜の細胞構造は透水係数を調整する

Cellular structure in an N-acetyl-chitosan membrane regulate water permeability
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 20-27  発行年: 2008年10月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞構造によるN-アセチル-キトサン膜の透水機構の新しいモデルを提案した。膜構造全体が親水性を持ってはいるが,細胞構造が水の透過を実際に阻止している接続部分に合体している。脱アセチル化(DD)程度を制御したキトサン膜を成形法により調製した。水の流束と膜の全水含量の変動は,DD変動により観測された。膜の性質を,透水係数測定値,走査電子顕微鏡(SEM),X線回折(XRD)および示差走査熱量測定(DSC)により分析し評価した。SEM観測からは,膜構造は細胞構造に固有であり,その細胞構造はDDの低下により成長することが分かった。XRD測定値からは,実験範囲では膜の結晶構造がDDに無関係に非晶質であることが分かった。遊離水含量(Wr),遊離可能な結合水(Wfb)および非遊離性の結合水(Wb)をDSCにより評価した。遊離水は主に細胞構造内部に含有され,キトサン膜を膨潤させたる結果になった。限外ろ過装置により,水流束を測定すると;それが操作圧,膜の厚みおよび供給液の粘度に依存し,Haben-Poiseuille流れに従っていた。高目のDDでは,水の透過は細胞構造の劣化に由来して進行し;透過チャンネルの中の水の量は,膜の水含量が低目であっても低目のDD膜よりは大き目であった。キトサン膜の水流束は,膜の全水含量によってではなく,膜を通過するチャンネルを構成する水の含量により決定されていた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞膜の輸送 
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