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J-GLOBAL ID:200902232552007867   整理番号:09A0199395

修正した正方格子SSH模型における多重モードPeierls状態

Multimode Peierls State in a Modified Square-Lattice SSH Model
著者 (2件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 024711.1-024711.6  発行年: 2009年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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θ型格子系における多重モードPeierls(MMP)状態の安定性を調べるため,その安定状態を修正正方格子Su-Schrieffer-Heeger (SSH)模型を使って研究した。MMP状態はSSH型の電子-格子(e-l)相互作用とハーフフィルド電子バンドを持つ2D正方格子系で予言されているため,θ型格子を模擬し,対角方向の1つの移動積分を加えた系の最低エネルギー状態を調べた。MMP状態はネスティングベクトルQだけでなくQと平行な多数の他のベクトルで格子変形し,2D正方格子電子系の場合,多数の縮退した状態が存在する。MMP状態のエネルギーは,対角方向の移動積分が大きくなると低下し,低下する量は格子変形パターンに依存することが分った。その結果,MMP状態の縮退が解ける。この現象はMMP状態に特有のものであり,Qモード変形しかない単一モードPeierls(SMP)状態では起こらず,そのエネルギーは殆ど対角方向の電子移動には依存しない。この移動積分が非零であるが,垂直および水平方向のものに比べて十分小さいとき,その最低エネルギー状態は波数ベクトルQおよびQ/2の格子変形があるMMP状態になる。この状態がなぜ選ばれるか理由を論じた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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ポーラロン,電子-フォノン相互作用 
タイトルに関連する用語 (3件):
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