抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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脱水処理土を土木材料とするための物性値を評価するために計画・実行した試験施工の概要を紹介した。以下の知見が得られた。1)脱水処理土を法勾配1:2程度で盛り立てることができた。2)脱水処理土を水中に投入すると,間隙比は2.5程度,陸上部では締固めの方法によって異なるが,間隙比は1.4~2.0となった。3)脱水処理土の密度は,水中部で1.5~1.6g/cm
3,陸上部で1.4~1.6g/cm
3であった。4)脱水処理土は,一般的な締固め曲線を示し,今回の盛立て条件では,空気間隙が10%の締固めであった。5)今回盛り立てた脱水処理土地盤は圧密降伏応力を有する。6)脱水処理土は,粘着力成分を有するφ材とみなせる。