文献

J-GLOBAL ID：200902233058169257   整理番号：09A0221069

「ユビキタスアプリケーションを支えるツールキット」(全4回)第3回 Juliusを用いた音声認識インタフェースの作成

著者 (2件)： 李晃伸 (名古屋工大) ,  河原達也 (京大)
資料名： ヒューマンインタフェース学会誌  (Human Interface)
巻： 11  号： 1  ページ： 31-38  発行年： 2009年02月25日 
JST資料番号： L3613A  ISSN： 1344-7254  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Juliusは音声入力ワードプロセッサのような口述筆記用に筆者らが開発したフリーソフトウェアである。現在も機能拡張や性能改善が行われており,Webサイトから無償で入手できる。本稿は,音声認識の非専門家がJuliusを用いて音声認識インタフェイスを作成することを想定し,最新のJuliusに基づいてその使用法を述べた。まず,音声認識エンジンJuliusについて,動作環境,パッケージ構成,および開発経緯と派生版を概説した,次に,基本的使用法を述べ,更に,動作原理として,音響モデル,復号化,および設定方法を略述した。最後に,アプリケーションとの連携や,うまく動作しない時の対処法を概説した。

シソーラス用語： *ユーザインタフェイス ,  音声認識 ,  ソフトウェア開発 ,  プログラムパッケージ ,  復号化 ,  音声入力装置 ,  *ソフトウェア設計
準シソーラス用語： フリーソフトウェア ,  音響モデル

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (4件)：

• 鹿野清宏編著. 音声認識システム. 2001
• 李晃伸. 大語彙連続音声認識エンジン Julius ver. 4. 情報処理学会研究報告. 2007, 2007-SLP-69-53
• 河原達也. 連続音声認識ソフトウエア Julius. 人工知能学会誌. 2005, 20, 1, 41-49
• 河原達也. 音声対話システム. 2006

タイトルに関連する用語 (3件)： ツールキット ,  音声認識 ,  インタフェース