文献
J-GLOBAL ID:200902233224688705   整理番号:09A0191949

亜硝酸レダクターゼの分光およびコンピューター研究:プロトン-誘導性電子転移および反応性への背結合の寄与

Spectroscopic and Computational Studies of Nitrite Reductase: Proton Induced Electron Transfer and Backbonding Contributions to Reactivity
著者 (5件):
資料名:
巻: 131  号:ページ: 277-288  発行年: 2009年01月14日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
亜硝酸から酸化窒素への一電子還元を触媒する亜硝酸レダクターゼ(NiRs)には,銅含有NiRsとヘム-含有NiRsの2つの型が存在する。銅NiRsはホモ三量体(110-kDa)で,各モノマーは電子転移部位であるT1銅中心と亜硝酸還元部位のT2銅中心を含み,それらの間は~12.5A離れている。本研究では,低温吸収スペクトル法,MCD,およびEPR分光法とDFTコンピューター計算法の組合わせによって亜硝酸イオンが結合したT2銅の幾何および電子構造を検討した。その結果,高pH(pH8.2)ではT1銅からT2銅への電子転移は認められなかったが,低pH(pH5.5)ではT1→T2電子移動とNO生成が観察された。T2銅による亜硝酸還元におけるN-O結合開裂に対応するDFT計算反応からは,そのプロセスが電子転移を惹起するプロトン移動として捉えることができた。また,銅への二座亜硝酸結合は,Cu2+への配位による-OHの安定化と結びついた背結合形成を介して,亜硝酸結合の還元的開裂の活性化に主要役割を果していることも示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素の応用関連  ,  計算機シミュレーション 

前のページに戻る