文献

J-GLOBAL ID：200902233256761030   整理番号：09A0934740

Laueケースにおける同相と逆相干渉

In-phase and anti-phase interference fringes in Laue case

著者 (6件)： NEGISHI Riichirou (Saitama Inst. Technol., Saitama, JPN) ,  FUKAMACHI Tomoe (Saitama Inst. Technol., Saitama, JPN) ,  YOSHIZAWA Masami (Saitama Inst. Technol., Saitama, JPN) ,  HIRANO Kenji (Saitama Inst. Technol., Saitama, JPN) ,  HIRANO Keiichi (KEK-PF, Ibaraki, JPN) ,  KAWAMURA Takaaki (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 206  号： 8  ページ： 1865-1869  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ewaldによる回折のX線動的理論の二波近似によると,回折と透過した波はエネルギーを互いに交換しながら結晶中を伝搬し,二波の運動は結合振り子の運動に似ている。そのような干渉縞を「Pendelloesung縞」と呼ぶ。回折(I_h)と透過(I_h)ロッキングカーブの位相差ψはπである。最近,I_hとI_hの位相差がゼロである,すなわち,これら二つの縞が互いに同相である干渉縞を観察した。これらの曲線は,原子散乱因子が虚数部f”のみ持つ場合に測定される。本論では,共鳴動的理論と,結合振り子との関係に基づいて結晶の複雑な分散表面と電場を用いることにより同相干渉縞とPendelloesung縞間の関係を報告した。

シソーラス用語： 逆相 ,  干渉 ,  *X線回折 ,  近似法 ,  透過 ,  結晶 ,  振り子 ,  干渉縞 ,  ロッキングカーブ ,  原子散乱因子 ,  虚数 ,  分散【variance】 ,  電場 ,  Laue法 ,  位相差

分類 (1件)： X線回折法  (BK01020I)

タイトルに関連する用語 (2件)： 逆相 ,  干渉