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J-GLOBAL ID：200902233312494724   整理番号：09A0737226

三成分コーン貫入試験による宅盤の評価手法に関する考察

Research on applicability of electric cone penetration test in geotechnical investigations for private housing

著者 (6件)： 高田徹 (設計室ソイル) ,  関平和 (金沢大学・理工研究域 環境デザイン学系) ,  松本樹典 (金沢大学・理工研究域 環境デザイン学系) ,  藤井衛 (東海大学・工学部 建築学科) ,  松下克也 (ミサワホーム総合研究所) ,  佐藤隆 (住友林業・技術研究所)
資料名： 地盤工学ジャーナル(Web)
巻： 4  号： 2  ページ： 157-170 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： U0044A  ISSN： 1880-6341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 戸建住宅の地盤調査では,調査精度の高いボーリング調査や土質試験に比べて簡便かつ低コストであるスウェーデン式サウンディング(SWS)が一般的に実施されている。しかしながら, SWSの調査精度は,高いとは言い難い。三成分コーン貫入試験(CPT)は調査精度と経済性を兼ね備えた調査法であるが,国内での利用実績はSWSに比べて少ないのが現状である。本論文は,CPTを戸建住宅の地盤調査へ積極的に利用することを目的として,CPTデータおよびSWSデータを用いて,標準貫入試験(SPT),ボーリング調査,土質試験結果の推定を行った。その結果,CPTはSWSよりも各地盤定数の推定や液状化判定精度に優れていることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *独立住宅 ,  *地盤調査 ,  *コーン貫入試験 ,  *貫入試験 ,  圧密 ,  液状化 ,  N値 ,  試錐調査 ,  土質試験
準シソーラス用語： スウェーデン式サウンディング試験 ,  戸建住宅

分類 (1件)： 現地調査,土質試験  (RA03020I)

引用文献 (22件)：

• 1) 日本建築学会編:小規模建築物基礎設計指針,2008.
• 2)笹尾光,西謙治,鈴木康嗣,武居幸次郎:Geo-Explorer(地盤調査車),建設機械,Vol. 32,No. 4,pp. 32-35,1996.
• 3) 片山辰雄,田中尚人:CPT(コーン貫入試験)手法による土壌汚染調査手法の開発,土木学会誌,Vol. 88,No. 9,pp. 50~52,2003.
• 4) 竹林昌哉,深沢健,中村明教,田中洋輔:小型電気式静的コーン貫入試験機を用いた地盤調査結果の評価,第40回地盤工学研究発表講演集,pp. 151-152,2005.
• 5) 深沢健:粘性土地盤におけるコーン貫入試験の適用性に関する実証的研究,東京工業大学学位論文,2004.

タイトルに関連する用語 (2件)： コーン貫入試験 ,  評価手法