抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アクセス系から基幹系にわたって100Gb/s以上の高速伝送技術の開発が進んでいる。デジタル信号処理技術による波形ひずみ補償,計算的復調を取入れたデジタルコヒーレント光伝送技術について述べた。米国DARPAと欧州CERTICではそれぞれ100Gb/s伝送システム用技術を開発しているが,日本でもこれらを凌駕する技術が発表されている。エキサ(10
18)ビットネットワークは,1接続あたり1ペタ(10
15)ビット伝送とノードによる1000方路制御とによって実現する。以下,ペタビット級光ファイバ伝送用の技術動向と課題を説明した。超大容量光ファイバ伝送を実現する技術の第1は多重技術で,種々の方式があるが,特に高密度WDMは有力で100Gbps伝送を可能にする。第2は変調技術で,BPSK,DPSK,QAM,OFDMの光伝送応用が進んでいるが,特に大容量化には,多値QAMが有力で,著者らは128値光QAMの実験を行なった。これらの多重技術および変調技術を可能にするには,低損失ファイバ,低雑音ファイバレーザ,非線形ひずみ補償技術などが必要である。