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J-GLOBAL ID：200902233756154440   整理番号：09A0415463

微小管と結合した有糸分裂モーターの9オングストローム構造

9-Ångstroem Structure of a Microtubule-Bound Mitotic Motor

著者 (3件)： BODEY Andrew J. (School of Crystallography, The Inst. of Structural and Molecular Biology, Birkbeck Coll., Malet Street, London WC1E ...) ,  KIKKAWA Masahide (Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Oiwake, Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, JPN) ,  MOORES Carolyn A. (School of Crystallography, The Inst. of Structural and Molecular Biology, Birkbeck Coll., Malet Street, London WC1E ...)
資料名： Journal of Molecular Biology  (Journal of Molecular Biology)
巻： 388  号： 2  ページ： 218-224  発行年： 2009年05月01日 
JST資料番号： D0124B  ISSN： 0022-2836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キネシン5(K5)モーターは微小管(MT)に基づいた細胞分裂装置の重要な成分であり,現在,癌臨床試験における低分子阻害剤の標的である。しかしながら,K5-MT相互作用の特性やそれを制御する調節機構は分かっていない。低温電子顕微鏡及び画像処理を用いて,MTと結合したK5モーターの構造を9Å分解能で計算し,この重要な相互作用への洞察を提供した。この再構築によりATP様立体配座におけるK5モータードメインを明らかにした。MT結合は保存ヌクレオチド感知スイッチI及びIIループを誘導し,結合ヌクレオチド周囲の緊密なサブドメインを形成した。この再構築は又,K5に特異的な薬物結合ループ5に対する新規立体配座を明らかにし,力の発生とMT結合の拡散モードとの間のK5スイッチングにおけるその有望な役割を示唆した。得られたデータはこのように,染色体分離に重要な紡錘体成分間の相互作用の調節に光を当てた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *微小管関連タンパク質 ,  微小管 ,  分解能 ,  分子間相互作用 ,  分子構造 ,  立体配座 ,  ループ構造 ,  結合部位 ,  紡錘体 ,  *有糸分裂 ,  電子顕微鏡観察 ,  モータータンパク質 ,  *キネシン5 ,  染色体分離

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 微小管 ,  有糸分裂 ,  モーター