文献

J-GLOBAL ID：200902233915428530   整理番号：09A0598252

微小藻類Schizochytrium mangroveiにおいてスクアレン生合成に及ぼすメチルジャスモン酸の影響

Impact of methyl jasmonate on squalene biosynthesis in microalga Schizochytrium mangrovei

著者 (3件)： YUE Cai-jun (Coll. of Life Sci. and Biotechnology, Heilongjiang August First Land Reclamation Univ., Daqing 163319, CHN) ,  YUE Cai-jun (Dep. of Biology and Kwong Living Trust Food Safety & Analysis Lab., Hong Kong Baptist Univ., Kowloon Tong, Hong Kong ...) ,  JIANG Yue (Dep. of Biology and Kwong Living Trust Food Safety & Analysis Lab., Hong Kong Baptist Univ., Kowloon Tong, Hong Kong ...)
資料名： Process Biochemistry  (Process Biochemistry)
巻： 44  号： 8  ページ： 923-927  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： C0250B  ISSN： 1359-5113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スクアレンは効率的な抗酸化剤であり化学予防剤の可能性を持つ。微小藻類Schizochytrium mangroveiにおいてスクアレン生合成に及ぼすメチルジャスミン酸(MJA)の影響を調べた。最大スクアレン含量(1.17±0.06mg/g細胞乾燥重量,DW)は培養48時間でMJA処理3時間後に到達し,対照より60%高値であった。スクアレンシンターゼ(SS)の活性はこの時点で対照の2倍増加した。最大コレステロール含量0.45±0.03mg/g DWはMJA含量が0.4mMの時51時間で到達したが,スクアレン含量は本時点で低値であった。スクアレン含量の増加はSSの活性の増加に由来した。MJAはthraustochytridsにおいて本化合物の産生の増加に対するスクアレン生合成経路における主要酵素を調節するために用いられた。本結果は微生物において一次代謝に関与する必須中間体の生合成に及ぼすメチルジャスモン酸の刺激効果に関する情報を示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *植物ホルモン ,  *藻類 ,  生合成 ,  酸化防止剤 ,  誘導脂質 ,  培養条件 ,  培地 ,  デサチュラーゼ ,  酵素活性度 ,  代謝経路 ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン ,  ケト酸 ,  ポリエン ,  鎖状トリテルペン
準シソーラス用語： *Schizochytrium mangrovei ,  スクアレンシンターゼ ,  *メチルジャスモン酸 ,  抗酸化剤 ,  微小藻類

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  植物ホルモン  (EH02070M)

物質索引 (3件)： コレステロール ,  ジャスモン酸 ,  スクアレン

タイトルに関連する用語 (5件)： 微小藻類 ,  Schizochytrium ,  スクアレン ,  生合成 ,  酸