文献

J-GLOBAL ID：200902233920979170   整理番号：08A1062858

アポダイズ標本化格子を設けたカスケードMach-Zehnder干渉計を用いる高速波長可変同調光フィルタ

High-Speed Wavelength-Tunable Optical Filter Using Cascaded Mach-Zehnder Interferometers With Apodized Sampled Gratings

著者 (6件)： SEGAWA Toru (NTT Corp., Kanagawa, JPN) ,  MATSUO Shinji (NTT Corp., Kanagawa, JPN) ,  ISHII Tetsuyoshi (NTT Corp., Kanagawa, JPN) ,  OHISO Yoshitaka (NTT Corp., Kanagawa, JPN) ,  SHIBATA Yasuo (NTT Corp., Kanagawa, JPN) ,  SUZUKI Hiroyuki (NTT Corp., Kanagawa, JPN)
資料名： IEEE Journal of Quantum Electronics  (IEEE Journal of Quantum Electronics)
巻： 44  号： 9-10  ページ： 922-930  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： H0432A  ISSN： 0018-9197  CODEN： IEJQA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フォトニックパケットスイッチングシステムにおけるパケットバイパケットの基礎となり,異なる波長光パッケット選択のカギとなるデバイスのひとつが,高速波長可変同調光フィルタである。本報告は,アポダイズ標本化格子(ASG)を用いたカスケードMach-Zehnder干渉計(MZI)を利用する高速可変同調光フィルタについて提案し,実証した。この高速可変同調光フィルタのデバイス構造と動作原理について説明した。コーム状フィルタ応答をもつ標本化格子構造を採用して,垂直溝加工した表面格子をもつInGaAsP-InP深リッジ導波路をつくり,広い同調域を得た。さらに,この標本化格子にアポディゼーションを適用して,高い消光比を実現した。このフィルタをMZI内部に集積化した。このフィルタは16nmの可変同調範囲,20dBの消光比,32GHzの3dB伝送帯域幅,および8ns以内のスイッチング動作時間を示した。

シソーラス用語： アポディゼイション ,  画像処理 ,  結像 ,  信号標本化 ,  カスケード過程 ,  Mach-Zehnder干渉計 ,  光学フィルタ ,  回折格子 ,  *集積光学 ,  *光導波路 ,  WDM【信号】 ,  光通信 ,  消光比 ,  *光スイッチ ,  光交換

分類 (3件)： 光集積回路,集積光学  (BD06050D) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  その他の光伝送素子  (BD06040S)

タイトルに関連する用語 (8件)： ダイズ ,  標本化 ,  格子 ,  カスケード ,  Mach-Zehnder干渉計 ,  波長可変 ,  同調 ,  光フィルタ