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J-GLOBAL ID:200902233975921154   整理番号:09A0417340

ヒ素化合物感受性のBhas42細胞形質転換分析とBALB/c3T3細胞形質転換との比較

Comparison of sensitivity to arsenic compounds between a Bhas 42 cell transformation assay and a BALB/c 3T3 cell transformation assay
著者 (6件):
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巻: 675  号: 1-2  ページ: 66-70  発行年: 2009年04月30日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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短期細胞形質転換分析が,v-Ha-ras遺伝子で形質転換されたBALB/c3T3細胞から樹立された,二段階がん形成理論で開始すると考えられているBhas42細胞をもちいて,最近開発された。Bhas42細胞形質転換分析は,化学発がん物質の開始および促進活性を,異なるプロトコルにより,それぞれ開始分析および促進分析で検出できると報告されている。この分析法は古典的な形質転換分析に比べ,コストでも効率でもすぐれている。本研究では,感受性を古典的なBALB/c3T3細胞系と比較した。ヒトの強力な環境発がん物質であるが細菌では変異性はなく,哺乳類のin vitroの弱い変異原である無機ヒ素化合物を用いて,Bhas42細胞形質転換分析を行った。亜ヒ酸ナトリウムや亜ヒ酸二ナトリウム,およびそれらの代謝物であるモノメチルアルソン酸とジメチルアルソン酸(DMAA)について検討した。亜ヒ酸ナトリウムは開始分析で陽性であり,DMAAを除く全ての化合物は促進分析で陽性であった。これらの結果を,既報の二段階BALB/c3T3細胞形質転換分析のデータと比較した。Bhas42細胞形質転換分析の亜ヒ酸化合物の開始活性の検出に関する感受性は,通常のBALB/c3T3細胞形質転換分析の感受性と同等であった。促進活性の検出については,感受性は標的細胞を閾値に近い3-メチルコラントレンを投与して開始させる二段階BALB/c3T3形質転換分析の感受性と等価であり,Bhas42細胞形質転換分析が形質転換分析で開始細胞として挙動することを確認した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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発癌機序・因子 
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