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J-GLOBAL ID:200902234045706080   整理番号:09A0112365

末端にメタクリロイル基を有するハイパーブランチポリカーボネートの合成とその光硬化反応

Synthesis of Photo-curable Hyperbranched Polycarbonates with Terminal Methacryloyl Groups and their Photo-curing Reaction
著者 (4件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 36-42 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ビスフェノール A ビス(クロロホルメート)(BABC)と 1,1,1-トリス(4-ヒドロキシフェニル)エタン(THPE)との反応をピリジン存在下,THF 中,25°C,3 時間の条件で行い,対応する可溶性のハイパーブランチポリカーボネート(HBPC)を高収率で合成した.次に,得られた HBPC と無水メタクリル酸との反応をピリジン中,25°C,12 時間の条件で行い,末端にメタクリロイル基を有するハイパーブランチポリカーボネート(HBPCMA)を合成した.HBPCMA の光ラジカル重合は,3 wt%の光ラジカル重合開始剤を添加した HBPCMA のフィルムを作製し,光源として 250-W 超高圧水銀灯を用いて光照射を行った.その結果,光ラジカル重合は容易に進行し,光照射 15 分でのメタクリロイル基の反応率は 28%に達した.同様に,末端にメタクリロイル基を有する直鎖状ポリカーボネート(LPCMA)を合成し,その光ラジカル重合についても検討を行った.その結果,同様の光照射条件下での LPCMA 中のメタクリロイル基の反応率は 13%であった.このことは,HBPCMA は LPCMA と比較して優れた光重合特性を有することを示唆している.次に,HBPCMA および LPCMA の光ラジカル重合前後の屈折率測定を行った結果,HBPCMA の光ラジカル重合前後の屈折率変化(ΔnD)は 0.007 あったのに対して,LPCMA は 0.004 であり,光ラジカル重合前後で,HBPCMA は LPCMA と比較して大きな屈折率変化を示すことも判明した.(著者抄録)
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